マンションを買い替えるなら?ベストタイミングと注意点
マンションの築年数も大きな判断材料
買い替えする場合、当然ながら今住んでいる部屋の状況も重要です。買い手がつきやすく、マンションの新規購入費用が過不足なく賄えるだけの売却価格がつく状況であれば、買い替え時と言えるでしょう。その重要な判断基準のひとつが、築年数です。
マンションの売り時に最適な築年数は、築6~15年程度。その大きな理由は以下のようなものです。
【7~8割程度の価格で売れる】
マンションは築年数を経るごとに価格が下落していきます。築1~5年であれば新築価格の約9割での売却が可能で、築6~15年の場合は7〜8割程度。築16年以降になるとガクッと下がり、約半額以下の価格となります。
なるべく築浅で価格をできる限り抑えようと思った場合、築6~10年の物件を選ぶ人が多い傾向にあります。
【リフォーム費用がかかる場合がある】
築15~30年の物件は大規模修繕やリフォームが必要になる場合があり、築浅の方がかえって安くつくことがあります。リフォームは売却後に購入者が行うケースもありますが、売却前に行う場合リフォーム費用が大きくかかる可能性があるため注意が必要です。
【購入側が住宅ローン控除を受けやすい】
マンション購入時には、住宅ローン控除を受けられることがあります。