デザインいろいろ!モルタル外壁の特徴から外壁塗装の費用までご紹介
1.足場設置
2.高圧洗浄
3.養生
4.下地調整
5.下塗り
6.中塗り、上塗り
作業の流れは、ほかの外壁材(サイディングボードなど)とほぼ共通です。ただし、モルタルはひび割れしやすい建材ですから、一部の工程においてはモルタル独自の注意点があります。ここでは注意点を4つご紹介します。
【高圧洗浄における注意点】
塗装する前の下地処理の1工程で、高圧洗浄機で壁の汚れやサビを洗浄していく作業です。高圧洗浄機の圧力が強いために、劣化の激しい壁ではモルタル自体が削れてしまう可能性があります。そのため、作業には細心の注意を払う必要があります。
【下地調整における注意点】
紙ヤスリや電動工具などで、高圧洗浄で落ちきれなかった汚れや金属部分のサビ、あるいは古い塗膜などを手作業で落とす「ケレン」という作業を行います。その後に、ひび割れの補修・シーリング工事・パターン補修等の外壁補修を行います。
モルタルの場合、ひび割れ補修は特に重要になります。壁面をひび割れ部分に沿ってV字にカットした後でコーキングを打ち、下地材で表面をカバーすることで、仕上げ材の付着を良くします。
【下塗り時の注意点】
下塗り剤は、上塗り塗料の定着を高める接着剤のような役割をもっています。