まるで異世界!? “お喋り厳禁”の幻想的な読書専門喫茶〔アール座読書館〕
静かに読書ができる空間は、自身が忙しく働いていた頃に欲していたとのこと。そんなマスターに、蔵書の中からオススメの一冊をセレクトしていただきました!
大橋鎭子 編著『すてきなあなたに』シリーズ(暮しの手帖社)
店内奥の壁際には、巨大な本棚がスタンバイ。もちろん、利用者は自由に本を手にとって席で読むことができます。
その中から、マスターに特別に選んでいただいたオススメの一冊が……こちら。
大橋鎭子 編著『すてきなあなたに 2』(1988年)
1948年(昭和23年)に「婦人家庭雑誌」として創刊された『暮しの手帖』に連載されていた、創刊者の一人である大橋鎭子のエッセイをまとめたシリーズの一冊です。
「品があって、オシャレで、感性豊かなエッセイの数々は、今時のコラムとちょっと違う。でも、今時の女性にこそ響くようなものだと思います」と、マスター。アール座読書館を訪れた際には、ぜひとも一度手にとってみてはいかがでしょうか。
3階の喫茶店は“お喋り可”
実はマスター、同じ建物の1つ上の階に、〔エセルの中庭〕という喫茶店も経営しています。こちらは私語OK。
とはいえ、アール座読書館と同様に、幻想的な雰囲気に包まれた店内です。