油性・水性ボールペンの汚れを一番落とす方法とは?それぞれ4つの対処法を実際に試してみた
2. エタノール
次に試してみるのはエタノール。エタノールはアルコールの一種で、消毒などにも使われます。
●油性インクの場合
除光液のときと同じように、ビニール・キッチンペーパー・裏返した布切れの順番に重ね、エタノールをかけていきます。
エタノールもややにじむことがあるため、やはりあらかじめ中性洗剤をかけておくと安心です。同じく綿棒で叩き込み、水またはぬるま湯でもみ洗いをします。洗い終わった状態がこちら。
こちらもほぼインクの色を取り除くことができていますが、乾燥してみたところ少しだけ黒い線が気になる結果に。
※左下の黒いしみは、布切れ識別のためのメモ書きがにじんだものです。
●水性インクの場合
除光液に比べて、汚れが落ちるまでに長い時間がかかりました。もみ洗いまで終わった状態がこちらです。
こちらも、わずかではありますが細い線が残ってしまっていますね。
3. クレンジングオイル
3つ目にご紹介する方法は、化粧落としに使うクレンジングオイル。
●油性ペンの場合
インク汚れを覆うようにかけ、綿棒で叩き込んでいきます。インクの移り方が薄くなってきたと感じたら、随時クレンジングオイルを追加してください。