【神様と暮らす #6】神棚のお手入れ、正しい時期と方法
月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は自宅にしつらえた神棚のお手入れと時期について解説しましょう。
神棚のお手入れをする時期
普段の暮らしで発生する、ホコリや汚れは神棚も避けては通れません。特に神棚は高い場所にお祀りすることから、なかなか汚れが目につかないものです。そのため、年に2回は棚板から宮型を下ろして大掃除を行うようにします。
神棚の大掃除は6月と12月に行います。この時期、神社では末日に「大祓」という行事が行われ、半年間の罪や穢を祓います。家庭の神棚もこの時期にお掃除をして、清浄に整えましょう。
神棚のお掃除の方法
まずは神棚をお掃除するのに必要な道具を揃えましょう。宮形や棚板を拭く雑巾は窓や床など家の掃除で使うものとは別に用意してください。
<必要な道具>
・雑巾
・ハタキ
・奉書紙または和紙、新しい白い布など
・塩
<お掃除の手順>
1.手を清める
御神札を触るため、まずは手を清めることから始めます。ひとつまみ塩を手に揉み込んでから水で洗い流します。手を拭くタオルは新しいものを用意してください。もしくはキッチンペーパーやティッシュなど使い捨てのものでもOKです。