これひとつで味わいが変わる!超料理道具専門店〔飯田屋〕で聞く《おろし器》の選び方
素人では判断しづらい目の粗さより、こちらのほうがわかりやすくていいですね。
ちなみに、最高にフワフワな大根おろしを作れるのは《楽楽オロシてみま専科極み》というおろし器。飯田さんも日常的に使っているそうです。
「大根も、山芋もフワッフワにおろせます。アツアツのご飯に、これで作った大根おろしを載せ、醤油を垂らしただけで、ごちそうになります。硬いパルミジャーノチーズも、これでおろせば粉雪みたいにフワッフワな仕上がりに。合わせる料理の食感に影響を与えず、チーズのコクをプラスできますよ」(飯田さん)
おろす素材ごとに道具を変えたい!
大根以外にも、ショウガやワサビなど、おろしたいものはいろいろありますね。それぞれ、どんなおろし器を使えばいいのでしょうか。
飯田さんは「必ずしも、これが正解、というものはないのですが」と前置きした上で「ショウガには《マイクロプレインプレミアムゼスター》を、ワサビには《鮫皮おろし長次郎》ですね」と、おすすめを教えてくれました。
《マイクロプレインプレミアムゼスター》の目は、ちょっと見慣れない扇形をしています。飯田さんの言葉を借りれば「ひとつひとつが小さな包丁」