これひとつで味わいが変わる!超料理道具専門店〔飯田屋〕で聞く《おろし器》の選び方
当時、店にあった大・中・小のおろし器を試してみたけど、どれも柔らかく仕上がらない。メーカーに問い合わせても『わからない』と言われてしまったんです」(飯田さん)
誰もわからないのなら、自分で研究しよう、と数種類取り寄せたところ、それぞれ仕上がりに違いがあることが判明。そして、ついに飯田さんも愛用することになる、究極のフワフワ大根おろしを作れるおろし器《楽楽オロシてみま専科極み》を見つけることができたのだそうです。
「おろし器なのに、5000円。おろし器界の〔ベンツ〕ですよね。先の板前さんに『見つけました!』と連絡したところ、即ご購入されました」(飯田さん)
そして、それからはおろし器の奥深さに魅了され、数百種類を取り寄せることに。10万円もするおろし器も含め、店頭にある250種類すべてを試したというからおどろきです。
おろし器による味の違いを実食してみました!
本当におろし器でそんなに変わるものなのか、大根とショウガを、いわゆる「普通の」おろし器と、飯田さんおすすめの「最適な」おろし器でおろしてもらって、見た目と食感の違いを比べてみることにしましたよ♪
まずは大根を「シャキシャキ」