6年間キレイに使うには?土屋鞄製造所に聞く、ランドセルのお手入れ方法
についてもお聞きしてみました。
「カバーをかけておくと汚れが防げたり、角が擦れるのを防げたりというメリットはありますが、ずっとかけっぱなしというのも、実は湿気がこもってしまって革にとってはよくないんですよ。汚れが気になる場合『普段はカバーをかけておいて長期休みのときだけは外す』など時々お休みさせてあげるといいと思います。また、防水加工されていますが、強い雨の日はカバーをかけて使うことをおすすめします」(伊藤さん)
傷や汚れがつくことを避けてずっとカバーをつけっぱなし……というご家庭も実は多いのでは?ちなみに、雨の日カバーについては「水が吹き込んで教科書が濡れることがあるので、使ったほうがいい」とのこと。そして、濡れてしまったときはそのままにせず、早めに水分を拭き取ってあげるといいそうですよ。
汚れてしまったとき、壊れてしまったときはどうすればいいの?
さて、ここまでで日常のお手入れはほとんど必要ない……ということが分かりましたが、では、大きな傷や汚れがついてしまったときや、故障してしまったときはどうしたらいいのでしょうか?
まず、ついたばかりの汚れなら、水拭き→から拭きという順番でお手入れするだけで取れることが多いそう(これも防水加工のたまものだそうです)。