くらし情報『アルコール消毒液と次亜塩素酸水の効果を比較』

アルコール消毒液と次亜塩素酸水の効果を比較

【空間噴霧できない】主成分がエタノールであるアルコール消毒液にはタンパク質と脂質を溶かす性質があり、肌荒れを起こしやすいので、空間に噴霧して空間をまるごと除菌はできません。

また、引火性もあります。

なので空間に噴霧するのはオススメできませんし、火の元での使用は避けてください。

【ノロウイルスには効果がない】アルコール消毒液を使えば、どんな菌やウイルスでも除菌できる訳ではありません。

アルコール消毒液で除菌できる微生物は

・一般菌(ブドウ菌、大腸菌、乳酸菌、酵母菌など)

・食中毒菌(サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、O-157、リステリア、エルシニア、カンピロバクターなど)

・病原菌(赤痢菌、コレラ菌、牛結核菌など)

といった微生物で、芽胞菌には効果を得られにくく、ノロウイルスにも効果は期待できません。

アルコール消毒液のメリット

【使用期限が長い】アルコール消毒液は使用期限が長めです。

多くのメーカーが未開封で高温多湿や直射日光を避けて保管しておけば、3年間は品質を保てるとしています。

あくまでも未開封のものに関してなので、開封後は効果が高い状態のうちに使い切ることをオススメします。

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