カビ掃除に効果的なのは「酢+重曹」それとも「市販スプレー」?キレイに落として気分爽快、お掃除対決!
築30年ほどの家の畳です。一見わかりにくいのですが、近づいて見ると黒カビのポツポツが見えています。
畳に酢をスプレーして、たわしで擦り、浮き出たカビを掃除機で吸います。その後、布に同じく酢をスプレーして拭き取りました。
掃除機の後、酢をスプレーしたタオルで畳を拭くと、カビやほこりが混ざっていると思われる汚れがついてきました。この過程を3回繰り返すと黒いポツポツが薄くなり、畳全体もやや明るくなりました。
8. どちらがお得なの?実践結果から考えてみました。
■カビの取れ具合表面にできているカビは、「酢+重曹」も「市販スプレー」もカビの取れ具合には大差がありませんでした。ただ、パッキンの奥に根を張っている黒カビには、どちらの方法も何度も繰り返す根気が必要で、完全に元の状態に戻すのは難しいということがわかりました。一方で、大きな違いは、カビ取りにかかる時間です。「市販スプレー」が断然早く、どの汚れも5〜10分置いて洗い流したり、拭き取ったりするだけで、スッキリきれいにカビを取り除くことができました。「酢+重曹」の場合はゆっくり効いていくため、1時間待つのが基本。洗い流したり、拭き取ったりした後にブラシで更に力を加え、時には同じ工程をもう一度繰り返すことで、やっとスッキリ取れるといった具合でした。