無理なく、快適に。トイレやシャワーヘッドから変える「節水」のための6つのすすめ
1回で減らせる量は少しでも“ちりも積もれば山となる”で、年間ではかなりの節約になります。水道の料金体系は自治体によって異なりますが、東京都の場合は1ℓ=0.24円。基本料金にプラスして従量料金が加算されます。(※4人世帯の月平均使用量は25.1m³)1ヶ月あたりの水の使用量が30m³とすると、メータ口径が20ミリの基本料金は1,170円で、従量料金は3,020円。基本料金と合わせると、上水道の料金は4,190円となります。ここで忘れてはいけないのが、水道は下水道代もかかるということ。下水道料金は上水道の使用量によって料率が決まっており、1ヶ月に30m³の水を使った場合、下水道代は3,280円です。水道代の請求が2ヶ月に1回の自治体では、使用量が季節やご家庭の事情で前後しますが、請求金額のおよそ1/2が1ヶ月の平均となります。
検針の数値を見て「そんなに使ってないよ!」と思うことがあるかもしれませんが、たとえば、来客があっていつもよりトイレの使用回数が多かったり、ガソリンスタンドではなく自宅のガレージで洗車していたり、そういった“ちょっとしたこと”で増えた水の量が、そのまま水道料金として表れるのです。