くらし情報『水道料金と下水道料金は違う?下水道料金の仕組みを詳しく解説』

2017年3月7日 18:50

水道料金と下水道料金は違う?下水道料金の仕組みを詳しく解説

【原因その2】汚水排出量の計測方法下水道料金は汚水排出量を基準として計算されますが、この排出量の計測方法は自治体によって異なります。例えば、東京都では上水道の使用量がそのまま汚水排出量として計算されますが、上水道の使用量より若干少ない量が基準となるケースも見られます。また、前述でも軽く触れましたが水道水と井戸水の場合で計測方法が異なる点も、注意するべきポイントでしょう。このような計測方法の違いにより、下水道料金に大きな差が生じるケースも少なくありません。【原因その3】料率の違い各自治体の料率の違いも、注目しておきたいポイントです。上記では東京都の料率をご紹介しましたが、北海道の稚内市では8立方メートルまでの一律料金が1,200円となっています。このように自治体ごとに料率が異なるのは、下水道料金は「その地域の住民全体で負担をする」といった取り決めがあるためです。したがって、下水道整備に多くのコストがかかり、住民数が少ない地域に関しては下水道料金が少し高い可能性があります。
上記3つの原因を見ると、下水道料金は地域によって大きく変動すると言えます。そのため、引っ越し先を決めるタイミングで水道料金の仕組みを調べておけば、月々の水道料金を節約しやすい地域を選べる可能性があるでしょう。

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