水道料金と下水道料金は違う?下水道料金の仕組みを詳しく解説
住民数が多い自治体、生活用水の貯水池が存在している自治体は下水道料金が比較的安い傾向にあります。
また、下水道料金を節約する方法として「浄化槽を設置すること」を検討する方もいるかもしれません。ただし、浄化槽を設置するためにはコストがかかりますし、浄化槽では「浄化槽使用料」と呼ばれるコストが発生します。各自治体の浄化槽使用量を見ると、下水道料金と大きな差が生じないケースも珍しくないので、浄化槽を設置したからと言って必ずしも水道料金を節約できるわけではありません。また、下水道が新設された地域に関しては、「3年以内に下水道に接続する義務がある」と下水道法において定められています。この際の費用は個人負担となるので、無理をして浄化槽の設置をするべきではないと言えるでしょう。
■地域によって下水道料金はどれぐらい違う?
前述では東京都の例をご紹介しましたが、実際に下水道料金はお住まいの地域によってどれぐらい変わるものなのでしょうか?以下では、いくつかの地域を例に挙げて下水道料金の計算方法と、東京都の例と同じく汚水排出量が28立方メートルであった場合の下水道料金(税抜)をご紹介していきます。
【大阪市の下水道料金】大阪府大阪市の下水道料金は、東京都とは少し計算方法が異なります。