リサイクルをするにも、法律を知っておかなければならない!正しい家電の処分の仕方を紹介
日本の不燃ゴミ処分場はすでに満杯でもう受け入れられる余地はなく、埋め立てによる環境汚染も深刻です。小型の家電を資源として回収することで、日本の金属資源として役立てながら環境問題にも貢献できます。小型家電リサイクル法は、各自治体がリサイクルする品目を決定しています。そのため自治体によって回収している品目は異なりますが、フューチャーフォン(ガラケー)、デジタルカメラ、ゲーム機、時計、ヘアドライヤー、電気シェーバー、炊飯器、電子レンジ、掃除機、電子辞書、音楽プレーヤー、パソコンなど、電気や電池で動く機器のほとんどといってもいいでしょう。
公共施設や小売店に回収ボックスが設置されている他、携帯電話・PHSは各キャリアのショップで、パソコンはメーカーまたは「一般社団法人パソコン3R推進協会」が回収してリサイクルを行っています。パソコンのディスプレイモニターは、テレビチューナーが内蔵されているものでも「家電リサイクル法」の対象ではなく、パソコン機器として扱われますのでお気を付けください。
5. 実際にリサイクルに出してみた
実際に、どのように家電のリサイクルを行えば良いのでしょうか。方法は色々とありますが、今回は一番手軽な「自治体に家電の収集・運搬を行ってもらう」