くらし情報『【結婚式・お葬式】ふくさはどう使う?マナーと注意点をご紹介』

【結婚式・お葬式】ふくさはどう使う?マナーと注意点をご紹介

慶事では、縁起物の柄を使います。たとえば鶴や鳳凰、おしどりといった動物、松や梅などの植物、宝づくしなどの柄が適切です。一方弔事の場合は悲しみを表す植物の柄を使います。蓮や蘭、菊などの植物柄は弔事に使うものですので、間違って慶事で使わないよう注意しましょう。なお家紋をつける場合は、表に家紋を入れ、裏に絵柄を入れるのが正式な形だとされています。【ふくさの種類】多くの種類があるふくさのなかでも基本的な形のものは「手ふくさ」です。サイズは45センチ~57センチ程度で、裏地がなく、小さな風呂敷のようなものを言います。やわらかな手触りが特徴です。
金封を包むときのほか、盆の上にかぶせて使うこともできます。手ふくさに白い裏地がついたものは「袷ふくさ(あわせふくさ)」といいます。金封を包む際に最適のタイプで、もっともよく使われているタイプです。袷ふくさのなかには、使いやすさを重視した便利なものも出てきています。「台ふくさ」は金封を渡すための台(簡易の切手盆)がついているふくさです。ふくさに包む際、金封をとめられる点でも役立ちます。包む額が大きいときにもふさわしいとされるため、1つ持っておくと安心です。なお台は赤いほうが慶事用、緑のほうが弔事用です。

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