【銀魂】攘夷志士は現代でも裁かれる!? 一体何罪?【桂】
しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
引用元:ジャンプ公式サイト『銀魂』
といったのが銀魂の大まかなあらすじ。
なんちゃってといいつつも、一応は時代劇ですから、実際の歴史用語もちょこちょこ出てきます。
『攘夷』もその1つ。漫画の設定では、天人にひれ伏した幕府を転覆しようと企む人々を『攘夷志士』と呼んでいますが、実際の江戸時代にも外国を日本に入れまいとする『攘夷派』の人々がいました。有名なのが、吉田松陰や、桂小五郎、坂本龍馬、高杉晋作など。
銀魂を知っている方はピンときましたよね?
そう、銀魂の登場人物は、本物の攘夷派の人々をちゃんとモデルにしているんです。
銀魂では、吉田松陽に、桂小太郎、坂本辰馬、高杉晋助、と少しもじられています。
■国家転覆を図ると『内乱罪』
国家の転覆を図って暴動を起こすと、『内乱罪』にあたることがあります。実はこの罪、国家的法益、国家の存立に対する罪であると分類されています。
要は、窃盗罪とか殺人罪などの個人に対する罪ではなくて、国の内部から国家を攻撃し、暴力により基本的な統治組織・体制を破壊するものです。