2018年12月10日 15:11
介護保険と連動している生命保険会社が取り扱う民間介護保険とは?加入のメリットとデメリットを紹介します
併せて、民間介護保険の保険金が支払われる場合は、公的介護保険制度にある7段階の介護度合いと連動していることがほとんどであるため、これらの介護度合いがどのような状態を指すのか確認しておくことも大切です。
公的介護保険と民間介護保険の違い
本記事のメインである民間介護保険に加入するメリットとデメリットを知るためには、まずもって、公的介護保険と民間介護保険の違いについて、大まかにでも知っておく必要があります。
介護保険の種類
公的介護保険
民間介護保険
介護保険の加入義務
あり(40歳から強制加入)
なし(任意加入)
給付方法
現物給付
(介護サービスを給付)
現金給付
(契約に応じた保険金)
介護保険料
お住まいの市区町村や収入(所得)によって、それぞれ異なる
40歳から死亡するまで介護保険料を負担し続けていかなければならない
契約年齢・性別・契約内容・生命保険会社によって、それぞれ異なる
保険会社との契約によって、介護保険料の負担する期間を任意で選ぶことができる
給付要件
介護保険法に定められている7段階の介護度合いの内、いずれかの介護認定を受けている(年齢によって異なる)