2018年12月14日 12:15
iDeCo(イデコ)とふるさと納税を併用したら、どうなるのかシミュレーション例をご紹介
- 税金が控除される(戻ってくる)
- お礼の品がもらえることがある
- ふるさと(生まれ故郷)に限らず寄附できる
大変乱暴に要約をしますと、ふるさと納税をすると、自治体に寄附をすることでお礼の品がもらえることがあり、さらに税金が戻ってくる、というものです。
下記イラストは、子どもの時はふるさと(地方)で生活をしていたけれど、大人になると就職先(都会)に納税をするので、ふるさと(地方)に納税ができないことを意味しています。これでは、ふるさと(地方)は財政が厳しくなります。そこで、大人になったら、任意でふるさと(地方)の自治体に寄附をする、というのがふるさと納税の基本的な考え方です。
総務省ふるさと納税ポータルサイト
ふるさと納税は、住んでいる自治体以外に寄附できる制度。ふるさと納税を行うと、返礼品がもらえたり、税金が戻ってくることがある。
ふるさと納税は節税になる?ならない?
ただ、注意点というか、誤解しやすいポイントがあります。それは「ふるさと納税は、厳密には節税にはならない」という点です。
どういうことでしょうか。
簡素化した一例を見てみましょう。まずは通常の税金の流れです。
- X市に住んでいるAさんは、○万円の税金をX市に支払う
これが普通の流れですね。