2018年12月14日 12:15
iDeCo(イデコ)とふるさと納税を併用したら、どうなるのかシミュレーション例をご紹介
ふるさと納税では、この○万円を任意の自治体(仮にY市)に自己負担分の2,000円を支払って寄附します。すると、こうなります。
- X市に住んでいるAさんは、○万円の税金をふるさと納税を使ってY市に支払う
- これは、寄附という形で税金を前払いしていることになる
- そのため、税金は還付されるが、実際には、自己負担の2,000円分だけ、損をしていることになる
このようになっています。ザックリ言いますと、税金をX市に普通に払うか、自己負担の2,000円を出しつつ税金をY市に支払うか、の違いでしかありません。
つまり、厳密には節税メリットは発生していないのですね。
ただ、それでも自治体によってはお礼の品を用意しており、それが高額化しているケースもあります。一般的には「還元率が高い」などと呼ばれることもあります。
そのため、節税ではなく、単純に2,000円の自己負担分を上回り、かつ高額の返礼品をもらえた場合には「お得である」と言えるケースもあります。
- ふるさと納税は「寄附」なので、厳密には節税にはなっていない
- ただ、一部返礼品が高額化(還元率が高い)しているモノがあるので、お得だと考えられる一面もある