2019年2月26日 20:34
火災保険加入時の選び方・ポイントをご紹介!マンション・一戸建てで注意点も違います
(1)世帯主の年齢や家族構成などで決める方法
(2)建物の所有形態(所有・賃貸の別)や占有面積などで決める方法
⑤保険期間を決める
補償金額を決めた後は保険期間を決めましょう。保険期間とは、いつまで補償をしてもらうかという補償が続く期間のことです。
火災保険は最長で10年間となり、最短で1年間です。2015年までは10年を超える保険期間での契約が可能でしたが災害リスクの高まりなどが原因で最長でも10年間となり、現在に至っています。
1年間でも火災保険に加入することはできますが、保険料負担が問題ないようであれば複数年の契約を検討されることをお勧めします。
理由は保険期間が長くなればなるほど保険料が割引になるためです。実際の検討時には保険会社ごとに割引率が異なるため各商品を比較検討してください。
⑥地震の補償を検討する
ここで火災保険の補償範囲について重要な注意点がありますので説明をしておきたいと思います。
実は火災保険では、地震を原因とした各種損害の補償は対象外となっています。これは地震による災害のリスクが予想しにくいため、適切な保険料の設定が難しいからです。
しかし加入する方からすると、地震こそ建物の損害が発生する事態であり、補償をしてほしいと思われるはずです。