2020年7月7日 20:00
家財保険と火災保険の違いとは?知っておきたい基礎知識をFPが徹底解説!
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家財保険と火災保険は同じものでもあり、別のものでもあります。「火災や風水害での損害を補填する」という点においては同じです。しかし、完全に一致するものではありません。
今回は火災保険の一部である家財保険の基礎知識と、加入時に注意すべきポイントについて解説します。
火災保険と家財保険の違い
家財保険は火災保険の一種
火災保険の中で、家財のみを補償対象とするものを「家財保険」と呼ぶ場合があります。しかし、「家財保険」という保険商品があるわけではありません。住宅用の火災保険の補償対象は「建物」と「家財」に分かれています。つまり、家財保険は火災保険の一種なのです。
家財とは、建物の中にある家具や家電などの動産のことをいいます。住宅用火災保険では建物のみを補償対象にすることも、家財のみを対象にすることも、両方を対象にすることもできます。
建物と家財の具体的な補償対象は?
「建物」は家屋などの建物本体と付属する物置、車庫、塀などの動かせないものが該当します。「家財」は家具、家電、衣類、カーテンなどが対象になります。
ただし、建物と家財の区別は保険会社によって微妙なものもあります。