2019年3月13日 18:55
マンション購入で火災保険は加入すべき?必要・不要も含め最適な選び方をご紹介
マンションの部屋の専有部分
ここでマンションの専有部分と共有部分という用語を理解しておく必要があります。専有部分とはまさに自分が専有できるスペースということで、損害があった場合は自分で修繕をしなければなりません。
このため分譲マンションで火災保険をかけるのはこの専有部分となります。
専有部分面積の決め方
専有部分の大部分を占めるのが部屋の内部となります。ただし、ここで専有部分の決め方には以下の2通りの方法があり、マンションの管理規約等で専有部分がどちらの方法になっているかを確認しておく必要があります。
- 壁芯(へきしん)を外枠として計算する面積
- 内法(うちのり)を外枠として計算する面積
この方法で測られた面積が部屋の専有部分の広さとなり、火災保険をかける範囲となるのです。
壁芯面積とは、隣の部屋との間にある壁の幅の中心から測った面積です。通常パンフレットなどに掲載されている面積になります。
これに対して、内法(内法)面積とは、自身の部屋の壁の内側から測った面積です。実際に使っている部屋の広さといいかえてもいいでしょう。登記簿には内法面積が記載されています。
バルコニーは専有部分ではない?
次に火災保険の対象として考えるべき専有部分としてバルコニーがあります。