2019年6月9日 14:00
離婚カウンセラーが解説!専業主婦が離婚したい際に知っておきたいポイントまとめ
となり、自分1人で年金分割の手続きができます。一方、平成20年3月31日以前の納付実績については、夫の同意を得て「合意分割」の手続きをしなければ分けてもらえません。
離婚するなら夫に養育費を請求できる
子供がいるなら、夫に養育費を請求できます。離婚するときには、養育費についての取り決めもしておきましょう。
専業主婦でも親権を取ることは可能
専業主婦であっても、親権を取ることはできます。親権者を決めるとき、収入の多い少ないは関係ありません。収入の少ない側が親権者になっても、他方が養育費を払って補えば問題ないと考えられるからです。
養育費の相場は?
養育費を決めるときには、裁判所で使われている養育費算定表を参考にします。
たとえば、夫が会社員で年収400万円、妻が年収0円、子供の年齢は全て14歳以下と仮定した場合、養育費の相場は子供の人数によって次のように変わります。
- 子供1人の場合…4~6万円
- 子供2人の場合…6~8万円
- 子供3人の場合…6~8万円
養育費を確実に払ってもらうには?
離婚時に養育費について約束しても、きちんと払ってもらえるとは限りません。協議離婚の場合には、養育費の取り決めを公正証書にしておきましょう。