くらし情報『自己破産したらその後どうなる?生活面でのリスクをFPが解説します』

自己破産したらその後どうなる?生活面でのリスクをFPが解説します

銀行口座やカードは凍結される
借金がある場合、その借金の返済に使用していた口座は凍結されます。

また、借金がなくてもクレジットカードの口座引落に使用している銀行口座も凍結されます。

口座引落によって借金返済やクレジットカードの支払いをしている人は、口座を凍結しなければ自己破産をしているにもかかわず、借金やクレジットカードの支払いができてしまいます。

自己破産は全ての債権者を平等に扱わなければならないので、口座振替によって特定の債権者に対してだけ弁済が行われることがないよう、借金返済用の口座とクレジットカードの引落し口座は凍結され、口座もキャッシュカードも利用することができなくなってしまいます。

これらの口座と給料受取口座が同じ場合には、自己破産前に給与受取用口座を変更しておくことをおすすめします。詳しくは後述しますが、給与受取口座が凍結されていると、会社に自己破産をしたことがバレてしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要になります。

個人信用情報がブラックになる
自己破産を行うと、個人信用情報はブラックになってしまいます。

銀行などが加盟しているKSCという個人信用情報機関には10年間自己破産の記録が保管されますので、自己破産をしてから10年は銀行や信用金庫からお金を借りることは不可能にななります。

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