2019年8月9日 19:30
自己破産後にクレジットカードは作成できる?審査通過・取得までのポイントを解説!
という理由で審査に落とされてしまうことがなくなるのでしょうか?
基本は5年
自己破産をすると信用情報には長期延滞や強制解約などの金融事故情報がCICに記録されます。
前述したように、クレジットカード審査ではCICに照会を行いますし、CICはどんな情報でも5年間しか保管しないので、基本的には自己破産から5年経過すればクレジットカード審査で照会を行うCICは過去の使用履歴などがクリアになり、少なくとも「信用情報ブラック」という理由で審査に落とされるようなことはないでしょう。
金融事故情報が基本的に5年未満で消えることはないので、自己破産をしてから5年なのか4年なのかはしっかりと覚えておき、不安な場合にはCICに情報開示の手続きを行なうようにしてください。
過去にトラブルを起こした会社では申し込まない
信用情報から金融事故の情報が消えていたとしても、過去にトラブルがあった会社で申し込みを行なってしまうと、社内ブラックという理由で審査に落とされてしまうことがあります。
過去に返済トラブルなどがあった顧客の情報は、信用情報とは別の社内情報としてカード会社は残すものです。
社内に過去のトラブル情報がある人に対してわざわざ改めてカードを発行するようなことはしませんので、これまで取引をしたことがない会社へ新たにカードの申し込みを行うようにしてください。