2019年11月25日 14:00
【確定申告】これで完璧!不動産所得がある場合の計算方法&手続き方法をFPが解説
ちなみに帳簿関係の保存義務期間は7年間です。
このように基本的に確定申告では、架空の収入や経費を申告させないために、一定の証拠書類を必要とします。会社員ならレシートを貰ってもすぐに捨てていたかもしれませんが、以後はしっかり保管するようにしましょう。
確定申告する時期と方法は?
今度は、確定申告の提出についてお伝えします。添付書類も含めて確定申告書類が完成したら、あとは提出するだけです。
確定申告は、毎年1月1日から12月31日の期間の内容を、翌年の2月16日から3月15日の間に申告します。土日の関係で毎年、多少はズレますから時期には注意しましょう。
また確定申告書類を提出する方法は、以下のような方法があります。
- 税務署へ郵送する
- 税務署へ持参する
- e-Taxを活用する(一定の事前申請や機器の準備が必要)
はじめて確定申告するなら、その場で簡単にチェックしてもらえるので、税務署へ持参する方法がおすすめです。会社員なら税務署へ行く機会など中々ありませんから、今後の経験の意味も込めて、一度は行ってみるのもアリではないでしょうか。
なお、確定申告は控えとともに2つ提出しますが、申告後の控えは銀行から融資を受ける際に必要となります。