2019年12月13日 14:00
家賃の目安は「年収」がポイント!計算方法&お金のバランスについてFPが解説
ただし、必ずしも上記の範囲なら生涯大丈夫という訳ではありません。あくまで目安でしかありませんから、最初の判断根拠程度に考えて下さいね。
なお、理屈の上では「低ければ低いほどに良い」のが住居費ですから、最後は良いところに住みたい気持ちとの折り合いを考えていきましょう。
あくまで目安だがバランスの妥当性もある
先ほどの25~30%は、確かにあくまで目安です。しかし、一定のバランスの妥当性もあるといえます。どうしても家賃は割高なお金がかかるものですし、下げるにも限度がありますからね。家賃以外の生活費も考えると、まぁ妥当な線と言えなくもありません。
少なくとも何も考えずに物件を選ぶよりは、家賃を抑えられるのでおすすめといえます。
判断に迷った時は、ひとまず年収の3割以下かどうかで考えていきましょう。
プロの計算方法は「家賃以外」がポイント
次は、より正確な適正家賃の計算方法についてお伝えします。これは結論からいえば「家賃以外のお金」がポイントです。
先ほどは3割が家賃目安とお伝えしましたが、残り7割の使い方は様々といえます。将来的に必要な貯金額だって人によって色々です。
特に今は、老後資金として60歳までに2000万円が必要とされています。