くらし情報『住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識』

2020年1月5日 14:00

住民税と所得税の違いをFPが徹底解説!働く人が知っておきたい基礎知識

しかし個人事業主となると納付期限が違います。

住民税は6月からの支払いに対し、所得税は申告期限である3月15日まで、若しくは4月20日前後の振替納税期日までとなっております。所得税の方を先に納税し、後に住民税の徴収が始まると憶えておいて下さい。

課税対象期間が違う
1年間の所得に対して課税される事は変わりはありませんが、所得税と住民税では対象期間が異なります。ここではサラリーマンの場合を対象に解説しておきます。

所得税はその年の所得に対して課税される
所得税は、所得が発生すれば早速課税される仕組みとなっていまして、裏を返せば所得が無ければ課税される事はありません。対象期間は収入が発生した月からと憶えておけば問題ありません。源泉徴収され、年末調整で整えられる事を憶えておきましょう。


住民税は前年の所得に対し課税、翌年納税
対して住民税は、前年の所得に対して課税され、翌年の6月より天引きが開始される事になります。昨年まで収入が無ければ、翌年は課税される事はありません。

また年末調整等で還付が受けられるといった性質はありません。課税額が決まったら必ず天引きされる事になりますので、この点も憶えておいて下さい。

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