失業保険よりお得?《再就職手当》の受給条件&手続きの流れをFPが解説
残日数が多いほど、再就職手当の額はあがるということになります。
2、基本手当日額
基本手当日額は、前職での給与などで差があります。もともと働いていた会社での働き方によって日額は違いますので、ここを増やしたり減らしたりすることは出来ません。
3、所定の給付率
所定の給付率は、残りの残日数によって変わります。再就職が早く決まれば決まるほど、高い給付率で再就職手当を受け取ることが出来ます。おおむね50%~80%のうちのいずれかとなります。
一時金として支給される
これらの3つの数字をかけ合わせて、再就職手当の額が決まります。その際、一時金として一括で振り込まれます。
再就職手当・受給の条件
再就職手当を受給するためには、以下の受給要件を満たす必要があります。
- 7日間の待期期間の満了
- 新しい勤務先と再就職先に関連がないこと
- 事前に再就職することが決まっていた会社ではないこと
- 新しい勤務先での就業が1年以上の長期であること
- 再就職先でも雇用保険に加入すること(正社員など)
- 直近3年以内に類似の給付金を受給していないこと
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失業保険の受給資格の有無がポイント
再就職手当をもらうためには、本来もらえるはすだった失業保険の給付日数の残が1/3以上あることが大前提です。