【初心者向け】不動産投資の仕組みとは?知っておきたい基礎知識をFPが解説
管理会社の行う業務は契約内容によって異なりますが、家賃回収・クレーム対応・退去精算など、手間のかかる業務を委託することで、投資に拘束される時間を少なくすることができます。
特に会社員であれば、日々の仕事だけでなく家庭や趣味などに時間を使いたいと考えている人がいるのではないでしょうか。拘束時間が少ないということも、不動産投資の魅力だと言えるでしょう。
ただし、管理会社に委託しないで運用する「自主管理」の場合は、すべての管理業務を行わなければならないので手間がかかります。
また、不動産投資では購入する物件の選定が非常に重要です。物件の選定をするための勉強時間や、購入時の不動産会社・金融機関などとのやり取りなどには時間を使うことになるでしょう。
節税効果がある
例えば、会社員の副業として不動産投資を始めた場合、本業の所得では使えない「経費計上」ができるようになります。不動産の所得は、家賃収入から経費を差し引いたもの。
建物の減価償却費や固定資産税・都市計画税、ローンの金利などを経費として差し引くことができるのです。
また、他の所得と損益通算を行うことで、所得税・住民税の節税に繋がります。