その営業、本当に信じて大丈夫?不動産投資詐欺に遭わないための見分け方をFPが解説
ここでは、いくつか具体例をご紹介します。
- しつこく電話で勧誘する
- 訪問営業
- 不動産投資セミナー
- 詐欺で用いられるテクニック
しつこく電話で勧誘する
不動産投資詐欺の手口でよくあるのが「しつこい電話勧誘」です。世の中には、断るのが苦手な人・気の弱い人など、強い人からの押しに弱い人が存在します。不動産投資詐欺のグループは、こうした断りにくい人をターゲットとしていることがあります。
「もう少し押せば買ってくれそう」と思われたら、相手は根負けするまでしつこい電話を止めません。詐欺グループの中には、電話をかけるリストを作成していることがあります。
訪問営業
訪問営業から詐欺を行うことがあります。訪問営業を行うターゲット層の1つは、土地を所有している人。
登記簿謄本などから該当の土地所有者を探し当て、実際に訪問するのです。ほかにも、賃貸居住者に対して資産運用などと話を持ち掛けることもあるようです。
悪質な訪問営業の場合、話を聞く前にドアを閉じようとすると足を挟んでくることも。1度家に上げてしまうと、熱心な営業トークが始まってしまいます。
しつこい電話勧誘と同じく、契約するまで何度でも訪問したり、次につながる言葉が聞けるまで家から出て行かなかったりすることがあります。