2020年5月11日 14:00
個人年金保険とiDeCoをFPが徹底比較!違い&メリットデメリットを理解しよう
老後資金を積み立てるなら、通常の預貯金よりも個人年金保険やiDeCoを利用した方がお得です。
個人年金保険で受けられるのは「個人年金保険料控除」
税制適格特約の付いた個人年金保険に加入している場合には、所得控除の中の「生命保険料控除」が受けられます。生命保険料控除は3種類に分かれていますが、通常はそのうちの「個人年金保険料控除」の対象となります。
なお、個人年金保険料控除で受けられる控除金額の上限は4万円です。
iDeCoで受けられるのは「小規模企業共済掛金控除」
iDeCoの掛金を払っている場合には、所得控除のうちの「小規模企業共済掛金控除」が受けられます。年間に払った掛金の全額が控除の対象となります。
個人年金保険とiDeCoの違い:個人年金保険のデメリット
個人年金保険は保険会社と自由に契約できる商品なので、自分の希望に合わせて内容を決めやすくなっています。一方、iDeCoは国の制度として大きな優遇がありますが、その分制限も多くなります。
両者をデメリットの面から比較してみます。
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個人年金保険のデメリット①控除額に上限がある
個人年金保険で払った保険料は、所得控除できる金額に上限があります。