2020年5月21日 20:00
証券会社の売買手数料をFPが徹底比較!株初心者におすすめの会社をご紹介
「制度信用」と比べて金利が高めですが、返済期限は証券会社が各々決定しており無期限という証券会社もあります。
この金利は、「制度信用」では2.5%から3%ぐらいであることが多く、「一般信用」は2%から4%と証券会社によって幅があります。信用取引は少ない資金でより多くの株式を購入できますが、売買手数料のほかに金利が発生するので、相対的に通常の取引よりリスクがあります。
余談ですが、信用取引で購入した株式では株主優待は受け取ることができません。
売りと貸株料
また、信用取引の大きな特徴で、持っていない株式を売る「売り」ということができます。これは簡単に言うと、株式をほかから「借りて」自分が持っていない株式を売ります。自分の株式ではない株式を売ったのですから後で返さなければなりません。ですので通常の取引とは違い、「売った」後に「買う」ことが必要となります。
これは通常、これからこの株の値段が下がるであろうと予想されるときに使います。株価が下がる前にほかから株式を借りて「売り」、安くなったら買い戻すというわけです。
このとき、ほかから株を借りたということで「貸株料」という料金が発生します。