2020年5月30日 14:00
副業がバレるのはなぜ?会社にバレてしまう理由&対処法をFPが解説
同僚の告げ口
副業が波に乗り、成功してくるとどうしてもほかの人にそれを吹聴したくなります。そんなとき、最も身近にいるのは会社の同僚ですから、休み時間の雑談や酒の席で、つい話してしまうこともあるでしょう。
ただ、同僚とはいえ仕事の上ではライバルにもなりえますから、人間関係のもつれによっては同僚から会社に告げ口されることもあります。
また、同僚に直接いわなくてもSNSに匂わせる投稿をしていた場合、同僚がそれを見ている場合もあります。特に実名のSNSであればそうしたリスクは高いですね。
このような形でバレてしまうと、「本業がおろそかになるのでは」と上司に疑われて、本業がうまくいかなくなることがあります。
住民税の支払い
自分からバラすようなことをしなくても、住民税の額が不自然に多いと会社の経理に副業を知られてしまうことがあります。
なぜそんなことになってしまうのかというと、例えば2つの会社に勤めていた場合、税務署からの住民税決定通知書は、給与額の最も多い会社に送付されてしまうからです。
「給与額の最も多い会社」は、当然本業の会社です。
そして、本業の会社の経理はそこでの収入から各社員の住民税額を計算していますので、その額よりも多ければ「副業をしている」