家財保険の相場はいくら?平均金額&選び方のポイントをFPが解説!
できれば自分で、建物と家財に対して最適な補償がなされる火災保険に加入するようにしましょう。
家財の保険金額を決める評価方法
では、家財にはいくらの保険金額(補償額)を設定するのがいいのでしょうか。一番いいのは、所有する家財の主なものを新規に買った場合の金額を合計していく方法です。1人暮らしで家財の少ない人なら、簡単に求められるでしょう。
しかし、年齢が上がったり、家族の人数が多くなったりすると持ち物は増えますし、いちいち計算するのは面倒です。そこで、世帯主の年齢や家族構成で保険金額を決める「簡易評価」という方法があります。
簡易評価は保険会社によって違いはあるものの、平均的な金額を知ることができます。この金額をそのまま使ってもいいですし、家庭の状況によって調整してもいいでしょう。
家財の保険金額の目安
以下、ある保険会社の2020年4月現在の簡易評価です。
筆者の感覚ですと、若干高すぎる印象です。極端に減らすことはおすすめしませんが、大雑把に主な家電や家具の金額を見積もって調整したほうが保険料も抑えられます。ちなみに単身世帯の場合、300万円がひとつの目安です。
住宅のタイプ別に見る保険料・補償のポイント
一戸建ての持ち家で新築の場合
一戸建てを新築した場合、家具などは新しいものを揃える場合も多いでしょう。