ボーナスの平均額はいくら?年齢・業界別の支給額&計算方法をFPが解説!
ボーナスの支給額が多いのはどんな業界?
民間企業では各会社で独自にボーナスを決めているため、支給額には差があります。大企業のほうが中小企業よりもボーナスの支給額は多いのが一般的ですが、業界によってもボーナスが多い業界、少ない業界があります。
支給額が多いのは電気・ガス・通信
厚生労働省が行っている毎月勤労統計調査によると、2019年(令和元年)夏季賞与の平均支給額の業界別ランキングは、次のようになっています。
出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査令和元年分結果速報等」より筆者作成
表からわかるとおり、ボーナスの支給額が多いのは、電気・ガス、情報通信、学術研究などの業界です。金融業・保険業(銀行、証券会社、保険会社など)も、かなりボーナスが高くなっています。
一方、医療や介護、福祉、生活関連サービス業、飲食サービス業など、生活に密着した分野で働く人のボーナスはあまり多くはないことがわかります。
2020年にボーナスが減った業界は?
日本生命のアンケート(ニッセイインターネットアンケート「夏のボーナス・新型コロナウイルス感染症の影響」について)によると、2020年(令和2年)