学生が知っておくべき「年金の猶予と免除」とは?基礎知識&メリットをFPが解説!
という書類一式が、保険料の納付書とともに送られてきます。通常は、毎月保険料を納めることになります。しかし、収入のない学生で保険料の支払いが難しい場合などは、これまで解説してきたとおり「学生納付特例」を利用することになります。学生納付特例制度の申請書は「国民年金加入のお知らせ」の書類一式の中に入っています。
学生納付特例制度の申請場所
学生納付特例制度の申請は次の場所で受付けています。
- 住民票のある市区町村の役所の国民年金担当窓口
- 最寄りの年金事務所
なお、学生納付特例の申請は郵送でも受付けています。
手続きに必要なもの
窓口の申請の際には以下のものが必要です。
- 国民年金保険料学生納付特例申請書
- 年金手帳(※)
- 学生証または在学証明書
※まだ年金手帳を持っていない人は身分証明書(運転免許証・パスポート・個人番号カード)を持参します。
学生の年金&猶予と免除の違いに関するまとめ
収入のない学生は、申請によって保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」を利用できます。
「学生納付特例制度」は保険料の支払いを猶予する「後払い」を前提とした制度であるため、期間中の年金額には反映されません。10年以内に追納をすることにより、年金額を満額に近づけることができるようになっています。