学生時代の未納の年金、追納しないとどうなる?年金の仕組み&追納方法を徹底解説!
例えば、交通事故のケガで後遺症が残って働けなくなった場合などに障害年金が受け取れないのは、経済的なダメージも大きいはずです。
保険料免除制度とは?
本人・世帯主・配偶者の前年の所得が基準額以下の場合、「保険料の全額、4分の3、半額、4分の1」のいずれかが免除されます。いくら免除されるかは前年所得額によって決定します。
免除を受けると年金の受給額は減額になりますが、半分は保証されます。
保険料納付猶予制度とは?
50歳未満の加入者で、本人と配偶者の前年の所得が基準額以下の場合に、納付を猶予してもらうことができる制度です。
納付猶予は免除とは違い、後から保険料を納めることを前提としています。そのため、年金を受け取るために必要な受給資格期間に算入されますが、猶予期間分の年金の受給額には算入されません。
学生納付特例制度は保険料の後払いを前提とした制度
学生の場合は、納付猶予の特例で「学生納付特例制度」という制度を利用できます。
「学生納付特例制度」とは?
「学生納付特例制度」とは、学生で保険料を納めるのが難しい場合、本人の所得が118万円までであれば、年金保険料の納付を猶予する制度です。