保険金を受け取ったら医療費控除の計算はどうなる?仕組みや申請方法をFPが解説!
そのため、夫婦で同じくらいの年収があり、どちらか一方で医療費控除を申請する場合は課税所得を確認するようにしましょう。
医療費控除の計算方法
https://www.nta.go.jp/
①健康保険の保険者が発行する医療費通知がある場合
1の(1)〜(3)に医療費の額などを転記します。
②上記の①以外の医療費がある場合
2の(1)〜(5)を記入します。
③共通事項
https://www.nta.go.jp/
1と2で記入した医療費の金額の合計をAに、補填された金額の合計をBの欄に記入します。最後に3の控除額の計算の欄を埋めると完成です。計算式が書いてありますので、そのまま指示に従うと埋まるようになっています。
医療費控除を受けるときの3つのポイント
ポイント①医療費控除の対象は『治療』のための費用であること
医療費控除の対象は『治療』のための医療費であることが基準となります。ただし、保険外診療(保険適用外)のものでも医療費控除の対象になることがあります。
例えばインプラントやレーシック手術は保険適用外で治療費が高額になりやすいですが、医療費控除を活用できます。対象になっていることを知っておくと税制面で大きなメリットが得られます。