くらし情報『保険金を受け取ったら医療費控除の計算はどうなる?仕組みや申請方法をFPが解説!』

保険金を受け取ったら医療費控除の計算はどうなる?仕組みや申請方法をFPが解説!

歯科矯正など美容目的と治療目的の線引きが難しい部分に関しては、治療を受ける前に控除の対象になるのか確認することをおすすめします。

医療費控除の対象になるもの
一般的な治療

  • 治療のための医療費
妊娠

  • 妊婦検診の自己負担分
  • 普通分娩
  • 帝王切開の手術
歯科、眼科

  • 虫歯の治療※インプラントも対象
  • 治療目的の歯科矯正
  • レーシック


  • 市販の医薬品(胃薬、頭痛薬、目薬、絆創膏など)
  • 処方された薬
交通費

  • 通院のための交通費※電車、バス、タクシー(電車、バスが使えない場合)
医療費控除の対象にならないもの
手術

  • 美容目的の手術
検査

  • 人間ドッグ費用※病気等が見つかり、治療につながった場合は控除対象
  • 予防接種費用
歯科

  • 美容のための治療(ホワイトニングなど)


  • ビタミン剤、栄養ドリンク
  • 漢方薬
  • サプリメント
交通費

  • 自家用車による通院
ポイント②明細書は5年間保管する必要がある
確定申告期限等から5年を経過する日までの間、医療費の領収書といった証明書を保管しておく必要があります。提示を求められたら対応しなければなりません。ただし、医療費通知を添付したものは除きます。

ポイント③医療費控除は過去5年分までは後から申請できる
医療費控除は1月1日〜12月31日までの1年分ずつで計算しますが、過ぎた年度の分の医療費控除は後からでも申請できます。

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