急増する事実婚とは? メリット・デメリットのまとめ
届出婚の場合でも職場などで通称としてこれまでの姓を使うことはできますが、この場合は(2)のメリットが得られないことに加え、二つの姓を使い分ける煩雑さも出てきます。
また、事実婚では嫁・婿といった概念がないため、対等な夫婦関係を築きやすいという声も。
事実婚のデメリット
1. 社会的認知度が低い
2. 子どもが非嫡出子になる
3. 夫婦間の相続権がない・配偶者控除が受けられない
4. 家族向けのサービスが受けられない場合がある
事実婚は増加傾向にあるとはいえ、やはりまだまだ社会に受容されていないのが現状。子どもが非嫡出子になるのを避けるために、子どもが生まれたタイミングで届出婚する夫婦も多いようです。
子どもが非嫡出子になると戸籍上の手続きや、届出婚では得られる権利を手放さなければならないなどの問題が出てきます。自由な選択の代わりに自立が求められる、というのが事実婚の現状なのです。
事実婚にはメリットもデメリットもたくさんあります。こうした現状をよく把握した上で適切な方法を選びたいですね。
ライター:メオトーク編集部