粉ミルクのアレルギーに注意! アレルギーの症状と対処方法
粉ミルクアレルギーの原因
食物アレルギーには、アレルギーの原因物質となるIgEを介する即時性のものと非即時性のものとの2種類があります。粉ミルクアレルギーは後者が主体だとされています。
非即時性のアレルギーは原因の特定が難しく、新生児-乳児消化管アレルギーも特定の原因が明らかになっているわけではなく、細胞性免疫が主体となって起こるものと考えられています。
妊娠中のママの食事が原因ではない
生まれてくる赤ちゃんがアレルギーを起こさないために、妊娠中にアレルゲンとなる食品を摂取しないようにする妊婦がいますが、制限をすれば新生児-乳児消化管アレルギーを発症しないとは言い切れないのが現実です。
新生児-乳児疾患研究会では、妊娠中にそれらの食品を制限をする必要はないとしています。妊娠中は適切な栄養を摂取する必要がありますので、自己判断で過度な除去をしないようにしましょう。
アレルギー症状が出た際は専用の粉ミルクに切り替える
アレルギー症状が出た場合は、まず小児科を受診し、症状について相談しましょう。受診する際は飲んでいる粉ミルクを持参し、成分を見てもらうとよいですね。