年度末になるとニュースやSNSで聞かれはじめる「保育園落ちた」の声。2016年には「保育園落ちた日本死ね」という言葉がクローズアップされましたが、その後の状況にあまり変わりはありません。「保活」という言葉もすっかり定着してしまいましたよね。
ママがいつから保活をはじめたのか、パパはどのくらい協力しているのかなど、保活の実態に迫ります。
1. 保活に関する夫婦の現状
厚生労働省が「保活」について調査した結果、「保活」をはじめた時期として、もっとも多かったのは「産後6ヶ月以降」でした。
僅差で2番目だったのは「産後6ヶ月未満」。このふたつの時期を合わせると半数近くにのぼります。
育休期間が1年とう職場も多い中、赤ちゃんとの生活にも慣れはじめ、残り半年で職場復帰という産後半年前後から動き始めるママが多いのでしょう。
ママひとりでの保活は辛い
出産直後よりも子育てに慣れてきてはいるものの、赤ちゃんを連れて頻繁に保育園見学や役所へ相談に訪れるのは重労働。
夜泣きに悩まされて満足に眠れない日々を過ごしているママもたくさんいるはず。また、生後6~7ヶ月は離乳食が始まる時期にも重なります。