マタニティマークをつけた妊婦さんに対する嫌がらせが社会問題に!?
しかし、知識や経験がない人たちにとっては、初期のつらさは想像しづらいため、「マタニティマーク=まだ楽なのにもかかわらず、気を遣えと言われている」と感じてしまうのではないでしょうか。
また、妊娠していないのにマタニティマークをつけるなど、マタニティマークの悪用が話題になったことも、原因のひとつでしょう。
疲れやストレスを抱える人が多い現代、誰かを気遣う余裕がない人が増えているのも、こうした嫌がらせの原因となっているのかもしれません。
マタニティマークを不快に思う人も
嫌がらせにはつながらなくとも、マタニティマークを「不快」と感じる人もなかにはいるようです。
さまざまな人が乗り合わせる電車内、不妊治療中の人もいます。そうしたかたにとっては、「マタニティマークは妊娠自慢に見える」ことも。「羨ましいから見たくない」「悔しい気持ちになる」と感じている人はいるようです。
また、流産や死産を経験したことがある人にとっても、マタニティマークはつらい気持ちを呼び起こさせてしまいがち。
「見るだけでつらい」という声も聞きます。
男女問わず、マタニティマークに対して、「気を遣ってね」という気持ちの表れだと感じている人も。