おしゃぶりいつから? 何歳まで使っていいの? デメリットは?
慣れない場所に行くと、赤ちゃんの不安を誘ってしまうため、ここぞというときほどぐずってしまいがち。そんなときも、おしゃぶりを与えるとすぐに泣きやんでくれます。
乳児突然死症候群の防止に
おもに1歳未満の赤ちゃんに、まったくの前兆なく突然死がもたらされることがごく稀にあります。「乳幼児突然死症候群(Sudden Unexpected Infant Death)」と呼ばれ、平成28年には109人が亡くなりました。前項でも少し触れましたが、おしゃぶりには「乳幼児突然死症候群」の発症を抑える効果があるといわれています。少ないように見えますが、赤ちゃんの死亡原因としては第3位。決して油断できない病気です。ただし、生後すぐに使用すると、乳頭混乱といって母乳を飲むのを嫌がる場合があります。
いつから使用するのが適切かというと、生後2ヶ月程度からが妥当です。
おしゃぶりを使うデメリットもある?
育児をサポートするだけでなく、赤ちゃんの発育を助けたり、突然死のリスクを軽減したり、おしゃぶりにはメリットがたくさんあります。ところが、おしゃぶりを使うことで赤ちゃんにとってマイナスの効果が生じることがあるので注意が必要です。