子どもためのリトミックとは? 音楽で楽しく育む人格形成の3つの要素
と感じたことから、取り入れたのがはじまりです。
その後、リトミックが音楽的な能力だけでなく人間性をも養うことができると分かり、本格的な子供たちへの指導が始まります。こうしてヨーロッパだけでなくアメリカにも広まり、日本でも明治時代から音楽、演劇、舞踊などの分野で取り入れられているのです。
現在では、音楽教室だけでなく保育園や幼稚園などでも、音楽の基礎能力だけでなく、協調性や社会性、個性等の人格形成を伸ばすための教育として定着しています。
リトミックってどんなことをするの?
リトミック教室では、年代ごとに分かれてグループレッスンを行うところが多いようです。基本的には音楽を聴いて、それに合わせて身体を動かしたり歌ったりするのが主。ピアノやダンスのレッスンとは異なり、簡単な手遊びのようなものだったり決められた動きではなく好きに動いたりというような内容のため、周りのお友達との差が気になったり苦手意識を持ったりしにくいのも特徴のひとつです。
音楽を聴いて動くことで聴く力や注意力がつき、周りのお友達と一緒にやることで協調性や社交性、観察力なども備わります。
お遊戯や演奏などの発表会を行うところもあるので、積極性や表現力にも効果的ですよ。