◆しかし腸内環境の改善が痔の改善にもつながることを知っている人は1割以下(8.0%)。約半数(45.5%)が「知らない」という結果に
多くの人が、慢性的な便秘や長いトイレで肛門に負担をかけるといった排便習慣が痔に関係していると考えているものの、よい腸内環境を維持することが痔の対策につながることを「知っている」と答えた人は1割以下(8.0%)、「知らない」と答えた人は約半数(45.5%)という結果になりました。腸内環境を整えることで排便トラブルは改善しますが、それが痔の改善にもつながると認識している人は少ないことがうかがえます。
排便トラブルや生活習慣の見直しで、痔は予防・改善できる!
江田クリニック院長
江田 証(えだあかし)先生
自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。
江田証(えだあかし)先生
<痔を引き起こす要因とは>
排便時のいきみや血行不良により肛門周辺の毛細血管がうっ血すると、「いぼ」のように膨らむ「痔(じ)