2022年2月10日 09:30
熊本県菊池市の地域活性化に向けて#1【福田政隆】可能性を強く信じられるようになった原点
そして最終的に、それが目に見える形で結果が出てきたという経験をしたのです。
この経験からか、大人になった今、私はなぜか上手くいっていない人や物事をみると「改善すべきポイント」が感覚的にわかるようになるだけでなく、その人や物事の「秘めた可能性」みたいなものを信じられるようになったんです。
もちろん、その可能性を引き出すためには、何が問題になっているのかを「分析」し、その問題を解決するための方法を徹底的に「リサーチ」して、実際に改善策を「実行」してみた上で、また振り返って「改善」していくというサイクルが欠かせません。でも、そこにしっかりと取り組んでいくことで、強みをうまく引き出し、多くの問題がよい方向に向かっていくと思っています。
可能性を引き出すと輝きはじめる
このサイクルは、あらゆる場面で応用できます。私は30代の頃、ある外資系IT企業で、マネージャーとして働いていたことがあります。
外資系の企業らしく、給与体系は成果主義で、マネージャーの給与はチームメンバーの成績次第で変わるというものでした。
当然マネージャーたちはみんな、成績が良いメンバーを自分のチームに迎えたいと主張しますよね?でも、私は逆でした。