2023年7月19日 10:00
生きる力を育むために 保育園での食育を通して成長する子どもたち
混ぜることを話すと、子どもたちもぐるぐる混ぜる動作を真似しています。次に、お米のとぎ汁の変化について、水の色の変化を写真をもとに説明します。「お米から出るお水は最初はこんなに白いけど、洗って汚れを落とすときれいになるよ」と子どもたちに伝えます。
やり方を教わったら、先生が大きなボウルにお米をいれました。すると「さらさら」と聞こえてきて、「さらさら音がしてるね」という先生の言葉に、立ち上がってボウルの中身を覗き込む子も。「いつもみんなが食べているごはんはモチモチだけど、もともとは硬いんだよ」という話に子どもたちも興味津々です。
準備ができたら、まずは先生がお手本を見せます。ねこの手でぐるぐる研いで、真っ白になったお水を1人ずつに見せて回ると、真っ白な水をみて「牛乳みたい!」という子どもたち。
お手本をみたあとは、2人ずつ順番にお米を研いでいきます。
とぎ汁を見せる様子
お米を研ぐ様子
子どもたちはみんな、教わった通りねこの手でぐるぐるお米を真剣に研いでいます。研いでいるときは集中していますが、終わると真っ白になったとぎ汁をみて「すごい!」や、「水が気持ちいい!」と、笑顔をみせていました。