生きる力を育むために 保育園での食育を通して成長する子どもたち
ねこの手でぐるぐる、水がきれいになるまで研いで、お米研ぎは完成です。「おうちでもお手伝いできるかな?」の問いかけに、元気よく「お手伝いする!」と答えています。お昼寝のあとのおやつの時間に、今日といだお米で作ったおにぎりが出ることを伝えると、楽しみ!とはしゃいでいました。
三角巾とエプロンをロッカーにしまったら、紙芝居の時間です。今日はお米研ぎをしたので「おむすびころりん」の紙芝居。食育と連動させた通常の保育で、子どもたちの学びを深めます。
■自分で作ると美味しいね!「そぼろおにぎり」ができるまで
4歳児クラスでは「ごはんと具を混ぜて握る」というシンプルな工程が年齢に適していること、そして自分の好きな具とごはんがあれば子どもでもできる「手作りの第一歩」として、おにぎりづくりに取り組んでいます。おにぎりを握るときの手の形や力加減など、おにぎりづくりを通して手の感覚も養われます。
午後は4歳児クラスで実際におにぎりを握る時間です。3歳児クラスで研いだお米を使って、そぼろおにぎりを作ります。今回は栄養士の先生が直接子どもたちに説明をします。説明を始める前に、先生からの「おにぎり好き?」の問いかけに、「好き!」